引き続き、安全の確保を最優先に、廃止措置を適切かつ着実に進めてまいります。
1.定期事業者検査期間2023年8月24日~2025年4月24日(610日間)※
2.検査対象施設および検査名称 検査対象施設 検査名称 原子炉本体 建物外観検査 γ遮蔽壁外観検査 核燃料物質の取扱施設及び貯蔵施設 燃料取替機機能確認検査 原子炉建物天井クレーン機能確認検査 監視機能確認検査(使用済燃料貯蔵プール水位) 燃料プール冷却系運転性能検査 除染区域外観検査 使用済燃料貯蔵プール外観検査 原子炉冷却系統施設 原子炉補機冷却系運転状態確認検査 復水貯蔵タンク外観検査 放射性廃棄物の廃棄施設 廃液濃縮器運転性能検査 減容機運転状態確認検査 機器ドレン系外観検査 床ドレン・再生廃液系外観検査 シャワドレン系外観検査 復水器冷却水放水口外観検査 固体廃棄物処理設備外観検査 放射線管理施設 エリア・プロセスモニタ機能確認検査 原子炉格納施設 換気空調系運転状態確認検査 建物外観検査 その他原子炉の附属施設 非常用ディーゼル発電機運転性能検査 蓄電池運転性能検査 補助サージタンク外観検査 その他主要施設 換気空調系運転状態確認検査 非常用照明機能確認検査 消火設備機能確認検査 建物外観検査※当初検査期間は約8カ月間を予定していたが、検査を進める中で、「その他原子炉の附属施設」のうち、非常用ディーゼル発電機等の機器を冷却する系統の一部配管を取り換えたことなどにより、期間を延長したもの。
以上
]]> 「津波防波壁設置工事」は、東日本大震災の発生を踏まえた津波対策として、2011年6月に着工し、原子力規制委員会による新規制基準に係る審査や新たな知見等を踏まえた様々な改良(防波壁周辺地盤の液状化対策、防波壁境界部等の止水性向上対策、津波漂流物の衝突対策等)を経て、約13年後の2024年8月に完了しました。
当社としては、本工事が、東日本大震災をはじめとするこれまでの自然災害等から得られた新たな知見を集約し、他に類を見ない先進的な土木技術を採用して強固な土木構造物を構築したことが賞の選定につながったものと認識しています。
当社は、今後も引き続き、原子力発電所の安全性向上に向けた取り組みを着実に進めるとともに、我が国の土木技術全体のさらなる発展に貢献してまいります。
※公益社団法人土木学会中国支部が、土木分野の活性化および技術の向上を図ることを目的として、中国地方の土木技術の発展に貢献する優れた業績および業務に対し、個人・企業等を表彰するもの
<工事中の津波防波壁>
<工事完了後の津波防波壁>
<津波防波壁の諸元>
高さ 海抜15m 総延長 約1.5km 強度 想定される最大の地震と津波に耐えうる設計以上
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